フィギュアスケーター、女優、スーパー高校生がピッチ登壇!第2回「ほっとけないAWARD」開催

2019年6月26日、ほっとけないBAR(大人座)にて、第2回「ほっとけないAWARD」が開催されました。

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第2回は東京と北海道の2会場での開催!さらに広がりを見せる「ほっとけないAWARD」

今回は東京・麻布十番のBIRTH LABでも「DO!民東京会議」というほっとけないAWARDライブビューイングイベントが開催され、北海道が好きな方、北海道から生まれる挑戦を応援したい方が集まりました。さらに双方をつなぐ試みとしてTwitterハッシュタグ「#ほっとけないどう0626」が設定され、札幌と東京、両会場の雰囲気や登壇者の様子などが投稿されました。
「DO!民東京会議」の詳しい様子はこちらをご覧ください!
(北海道と東京をつなぐ! DO!民東京会議 ~第2回ほっとけないAWARDを見て応援しよう~を開催)


第2回ほっとけないAWARDは、LINEから登録するだけでほっとけないどうをお得に楽しめる上に、オファーが来る可能性もある「DO!民」の登録方法などの解説から始まりました。「『DO!民』の人口が北海道の人口を上回りたい」と話すほっとけないどう事務局の目は、誰よりも本気。そんな彼らが提唱する、ほっとけないAWARDの心得は、「全部、ジブンゴト!」「なんか、盛り上がってみる!」「アイデアは数勝負!仲間の発想に乗っかろう!」の3つ。

北海道のチャレンジを応援するサッポロビール株式会社、そして情熱をもって北海道を盛り上げようとするほっとけないどう事務局。そんな彼らに呼応するように、会場は真剣な表情と温かな笑い声に包まれていました。

また、6月26日をもってほっとけないBARの「カンパイ☆ファンディング」メニューも更新されました。選べるビールは、第2回に登壇するプロジェクトから3種類。参加者は、本人からプロジェクトのプレゼンテーションを聞いて、その場ですぐにファンディング先を選べるという、リアルイベントならではなのスピード感を体験できたのではないでしょうか。

「夢持つことを誇りに思い、応援しあえる学生コミュニティを」種市 慎太郎さん(学生団体UKARI 代表)

最初の登壇者は、立命館慶祥高校3年生の種市 慎太郎さん。高校生が夢と出会い夢と向き合うイベント「Steppin’Up」を主催する学生団体UKARIの代表を務めています。UKARIは、夢を応援しあえる仲間や、夢を誇りに思える学生コミュニティをつくることを目的とした団体。同じ熱量を持った仲間に出会える環境を整え、自分が目指すべきものと出会い、自分自身の夢をもち、その夢を仲間と実現するステップを提供する活動を行なっています。

種市さんのブレストテーマは、「今後のSteppin'Upが、さまざまな高校生にとって参加しやすいイベントであるためにはどうしたらよいか?そして、来年以降も継続していくイベントであるためには、どういう仕組みをつくると良いか」。種市さんは高校3年生ということで、来年は現役高校生ではなくなってしまいますが、卒業後も関わりたいと宣言しています。そうなったとき、どうやったら新しいことを始めたい高校生がSteppin'Upに出たいと思える仕組みを作れるか、そしてどうやって多くの高校生に興味をもってもらえるか。来場者といっしょに考えます。

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「北海道のアウトドアシーンをアーティストで盛り上げたい」脇田 唯さん(Nompass)

2人目の登壇者は音楽、アートなどのエンターテインメントの力を融合させた独自スタイルのアウトドアイベントを行うチーム「Nompass」の脇田 唯さん。女優、タレントとして活動する脇田さんの理念は「北海道を盛り上げたい」という気持ち。また、アウトドアイベントの活動に力を注ぐようになったのは、2018年の北海道胆振東部地震だったといいます。震災で旅行客の予約キャンセルが相次ぐ中、とにかく北海道に来て、北海道を満喫して、北海道は素敵なところだと発信してほしいという素直な気持ちをTwitterに書き込んだところ、共感の声がたくさん届いたとのことでした。「では、震災から時間が経ったときに長期的に北海道を愛してくれる人をどう増やすか?」と考えたときに、最も前向きな形で伝えられると信じたのはエンタメの力だと気づいたそうです。

現在「Nompass」は、「なにもしない、を、しにいこう」をキャッチフレーズに、「Nomp-Fes!(ノンプフェス)」と銘打った独自のアウトドアイベントを北海道内各地で仕掛けています。アウトドア初心者でも気軽に訪れることが出来る北海道の素晴らしい自然の楽しみ方を提示しています。

そんな脇田さんのブレストテーマは、「どんなアウトドアイベントがあったら行きたいと思うか、そこでNompassにやってほしいこととはなにか」。さらにイベントの来場者を増やすための施策を、ほっとけないAWARD参加者とアイデアを出し合います。

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「2030年の冬季五輪に向けて、北海道のウィンタースポーツを盛り上げたい」小塚 崇彦さん(一般社団法人フィギュアスケーターズ協会 代表理事)

最後の登壇者は、2010年バンクーバー冬季五輪に出場し総合8位、2011年世界選手権では2位の成績を残し、現在はトヨタ自動車に所属するフィギュアスケーター、小塚 崇彦さん。現在は、現役引退後に立ち上げた「一般社団法人 日本フィギュアスケーターズ協会」での活動として、フィギュアスケート選手のOBOGが氷上での楽しさを、子どもから大人までより多くの人に伝えていくスケート教室「小塚アカデミー」を2016年から開催しています。

今後は北海道各地で、小塚アカデミーを開催し子どもたちへ氷の上に乗る楽しみを広め、2030年に冬季五輪が札幌に誘致された際に小塚アカデミー出身の冬季五輪出場選手を輩出するという将来像を描いています。

小塚さんが来場者と語り合うのは「北海道のスケート教育の各地域の状況はどうなっているのか、そしてどうすれば北海道民がフィギュアスケートに興味を持つのか」。北海道各地から集まったみなさんから、どんなアイデアが出るのでしょうか。

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挑戦者と応援者が真剣にアイデアを出し合うブレインストーミング

ピッチ登壇の後は、3つのプロジェクトのなかから、興味を持ったテーマのブレインストーミングに参加します。それぞれのプロジェクトが魅力的でありながら難しい課題を抱えていますが、参加者は登壇者たちと真剣に向き合っていました。

どんどん声が大きくなるほど白熱した議論の後は、それぞれのブレインストーミングの結果出たアイデアを共有し、今後のアクションを発表します。

種市さんの課題「今後のSteppin'Upが、参加しやすいイベントであるために、新しいことに取り組めるイベントであるために、どういう仕組みをつくるか」について、普段はSteppin'Upにはあまり関わることのない運動部で青春を過ごしたという方からの意見が新鮮だったそうです。それは、練習の時間がイベント参加で削られるのは厳しいが、他校の部活とコラボレーションをすることができるなら価値はある、というもの。例として、吹奏楽部がない野球部の試合の応援を別の学校の吹奏楽部に代行してもらうことや、各学校の野球部でオールスターリーグをつくることなど、様々なものがあげられました。それに向けての種市さんが宣言したアクションは、各高校を回りその土台をつくるというものでした。

脇田さんのブレストテーマは「どんなアウトドアイベントがあったら行きたいと思うか、そこでNompassにやってほしいこととはなにか」。このグループでは北海道外出身者がいたそうで、ジンギスカンパーティを経験したことがないとのこと。そこで、専用の鉄鍋で行うジンギスカンを、品種を食べ比べながら、北海道の野菜といっしょに食べたい!というアイデアが出ました。また、そこで厚真町のジンギスカン肉を食べることで、楽しみながら被災地にお金を落とせるという意見も。ただし、それらのイベントを行うにあたって、運営団体であるNompassの知名度をさらに上げる必要がある、という新たな課題も見えてきたようです。そのために、テーマソングをつくったり、各町村と協力してダンス動画などを作りアップロードするなどのアクションが宣言されました。

小塚さんの課題は「北海道のスケート教育の各地域の状況はどうなっているのか、そしてどうすれば北海道民がフィギュアスケートに興味を持つのか」。札幌市ではいつでもスケートリンクで滑れるという状況ではないようで、今の時期に練習しようとしても、ほぼすべてのスケートリンクが閉業状態なのだとか。しかし、冬には雪まつりでスケートリンクが設置されることなどから、まずは目につくところで布教活動をしていくことが重要であるようです。また、どうやってスケートを広めるかについては、まずは子どもに親しみやすい環境を作ることが重要という発想から、アニメやマンガのキャラクターとのコラボレーションをきっかけに子どもたちに来てもらい、そのうえで大人も呼び込むべきではないかというアイデアが出ました。その上で小塚さんは、もっと子どもの目線、スケートを知らない人の目線に立ち、意見を取り入れながらウィンタースポーツ全体を盛り上げていく、と宣言しました。

イベント終了後は、サッポロクラシックとハスカップジュースで乾杯!

高校生から大人まで、幅広い年齢と職業の参加者が集まった第2回「ほっとけないAWARD」。何か面白いことが始まるかもという期待感から、初対面の方とも自然につながり、名刺交換だけで終わらない、熱のこもった会話がいたるところで聞こえてきました。きっと、この場での出会いから、さまざまな化学反応が生まれていく、そんな予感に満ちた夜となりました。

次回の「ほっとけないAWARD」は2019年7月25日(木)19時からとなっております。今回参加されて刺激を受けた方、この記事を読んでご興味を持った方は、ぜひご参加ください!

第3回ほっとけないAWARDのイベントページはこちら