著名プレゼンターも登場! 異例づくしの第5回「ほっとけないAWARD@東京」レポート

北海道で何かに挑戦したい人と、その活動を応援したい人をつなげるプロジェクト「ほっとけないどう」。サッポロビールが主催するピッチイベントは月に一度札幌と東京で開催され、毎回3名のプレゼンターが札幌会場でプレゼンを行い支援を募ります。早くも第5回目の開催となった「ほっとけないAWARD@東京」。今宵はどのようなプレゼンターが登壇するのでしょうか。

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本日で5回目、リピーターは3分の2へ

不思議なものですが、私は酒場でしかめ面をしている人を見たことがありません。見たとしてもすぐ忘れてしまうのでしょう。飲んでいるうちに楽しくなって忘れてしまいますから。口をへの字に結んでいたお兄さんも、眉間にしわを寄せていたお嬢さんも、数杯飲めば表情が和らぎ楽しくなって距離が縮まる。これがお酒の効能でしょう。

ほどよく適量を守れば、お酒は人と人の間を取り持ってくれます。そんなお酒を愛してやまない人もきっと多いはず。ところで、飲めば飲むほど、誰かのためになるプロジェクトがあるのをご存知ですか?

さてさて、今夜も始まりました「ほっとけないAWARD」。このイベントでは、毎回数名のプレゼンターが実現したいプロジェクトを話し、来場者がドリンクを頼んで応援したいプレゼンターに投票。そのドリンク代の半額がプロジェクトの支援金になります。

つまり、飲めば飲むほど誰かの「やりたい」を応援できるわけです。場所はいつもと麻布十番のBITRTH LAB。回を重ねるごとに来場者も増え、今回は参加者の3分の2がリピーターとなりました。

今までは札幌の会場と東京をつないでプレゼンが生中継されていましたが、本日は趣向を変えてダイジェスト動画による上映。とはいえ会場の雰囲気はいつもと変わらず。各々顔見知りと話しながら、和気あいあいと開演を待っています。

今回もビールはSORACHI1984の生樽を用意。こちらはアメリカのクラフトビールブームを支えた北海道空知郡の伝説のホップ「ソラチエース」を使用したビールです。多少お強いお酒がお好みならば、北海道余市で作られたグランポレール赤白ワインもご用意しています。もちろんソフトドリンクも。北海道のご当地ジュース、リボンシトロンやガラナも用意してます!

みなさま一杯目を飲み終わるやいなや、満を辞してイベントが始まりました。まずは恒例の司会挨拶から。サッポロビールの土代裕也さんと、ほっとけないどう東京事務局の中屋祐輔さんからイベントの趣旨が語られます。おや、ハットが素敵なおじいさん、もう1杯目が空いてしまいましたね。ささ、発表の前にもう1杯どうぞ。

アイスブレイクも恒例行事。仲間がいると楽しいですよね。プレゼンが始まる前に仲良くなっておきましょう。みなさん話が盛り上がり、続く司会の「まずはカンパイから……」という声も気づかないくらい大賑わいになりました。

手元にグラスはありますか? それでは今宵もイベントの音頭、「どうなっちゃうのを?やっちゃうの!」で乾杯です。

ちなみに会場はこのような雰囲気。ご参考までにご参照あれ。
東京でほっとけないawardを見て繋がろう!の会

ドローンに漁業、みなさんご存知「はいてますよ」のあの人も登壇

◎ドローングラファー 伊藤広大さん
第5回「ほっとけないAWARD」最初のプレゼンターは、ドローングラファーの伊藤広大さん。北海道160箇所でドローンの空撮を行い、自身のチャンネルに投稿した動画は200本以上、表示回数は130万回を超えるツワモノです。

伊藤さんの動画はこちら

伊藤さんは「世に知られている北海道はごく一部、まだまだ知られていない場所はたくさんあり、ドローン動画を通して北海道を盛り上げたい」と話します。いただいた支援は取材費、機材費、制作費に使用。伊藤さんは実際に会場にお越しになり、制作中の映像を見せてくれました。

◎魚食系男子project代表 川口洋史さん
続く2人目のプレゼンターは北海道北見市で漁師を営む川口洋史さん。足掛け10年、漁業の普及と地域振興のために地道な活動を続けてきました。地元病院の入院食コンテストや子供に向けた食育講義を行ってきた川口さんですが、2018年に急性リンパ性白血病を発症してしまいます。闘病生活を送りながら活動を続ける川口さんは、「中学卒業時から地元の魚をブランディングしたいと活動してきた、残る半生をそこに費やしたい」と話します。持続可能な漁業経営と地域に必要なものを生み出していく。その思いには本気の熱意が感じられました。

◎吉本興行 とにかく明るい安村さん
最後のプレゼンターはサプライズ出演。テレビやラジオでお馴染みの芸人、とにかく明るい安村さんが登壇です。実は旭川出身の安村さん。旭川の観光大使も務めております。そんな安村さんは、北海道で働く外国人労働者を笑顔にするために、道内179市町村で彼らの母国の言葉でライブを開催したいと話します。ご自身が韓国で行なったライブの映像も紹介しつつ、終始和やかにプレゼンが進みました。

一通りプレゼンが終わったところでSORACHI1984は完売! 黒ラベルにバトンタッチとなりました。毎度ご贔屓ありがとうございます。

ブレスト会にはTaimeeの取締役が登場

今回は動画でプレゼンが行われた「ほっとけないAWARD」。さらに異例が重なり、「すぐ働けてお金がもらえるワークアプリ“Taimee(タイミー )”」の取締役、小川嶺さんも登場。先日公開されたばかりの「第二の故郷を見つける新サービス“タイミートラベル”」を活用した、北海道のおすすめ滞在プランのブレスト会が行われました。

「タイミートラべル」とは、宿泊費と移動費はタイミーが立て替え、現地で働いて代金を振り込んでもらう「無料で旅行ができるサービス」です。繁忙期の農家や宿に労働力を提供し、将来的な定住民の増加も見込めることから、地域活性への期待を寄せられています。

参加者を巻き込んだブレスト会で出たアイデアは、鹿狩り要員、外国人観光客の通訳、トウモロコシの朝もぎなど、いずれも北海道ならではのもの。魅力的な滞在プランが増えれば北海道に出かける若者が増え、盛り上げにつながるかもしれません。

プレゼンとブレストを終えたところで今宵の「ほっとけないAWARD」も終宴です。しかしながら、会場の熱気は冷めやらず。みなさんまだまだ話し足りないようで、閉場まで会場に残る方々がほとんどでした。

6月の初回から数えて、累計で500名を超えたDO民の集まりに、ぜひ一度ご来場くださいませ。

(ライター 鈴木雅矩)
(写真 タカシマテツヤ)