初めてのオンライン開催!第10回ほっとけないAWARD

1周年を迎えたほっとけないどう!挑戦者3名がプレゼンテーションを行い、カンパイ★ファンディングで応援する、ほっとけないAWARDが5ヶ月ぶりに再開。初のオンライン開催となりました。第10回ほっとけないAWARDの動画はこちら

どうなっちゃうの?を、やっちゃうの!

北海道をキーワードに挑戦する人と応援する人を繋ぐ、ほっとけないどう三つの心得。

① 全部、ジブンゴト
「すごい人が何かすごいことやってるなぁ」ではなく、「自分にできることって何だろう?」を考えてみよう。

② なんか盛り上がってみよう
「なんか」が大事。たとえオンライン越しであったとしても、自由に盛り上がってしまいましょう。

③アイデアは数勝負。仲間の発想に乗っかろう
今回のブレストタイムは、事前に人数制限をしてのZoom開催です。オンラインだからこその距離感で、一緒にアイデアを膨らませましょう。まずは、挑戦者たちの熱いプレゼンをチェックしてみましょう!

挑戦者①ブルーチーズドリーマー・伊勢 昇平

ブルーチーズドリーマーの伊勢昇平です。僕にはふたつの夢があります。ひとつめの夢は、世界一のブルーチーズをつくること。2011年から、江丹別という僕のふるさとの限界集落の郊外で、家族で経営している牧場の牛乳を使って『江丹別の青いチーズ』というブルーチーズをつくっております。最初は、つくるのがなかなかうまくいかなくて、熟成庫の中のチーズを廃棄したり、フランスに1年間仕事を休んで勉強にも行ったりしました。おかげさまで、ようやく美味しいブルーチーズがつくれるようになり、JALとANA、両方の国際線のファーストクラスでチーズが採用されるという、国産の食材初の快挙を成し遂げました。自分自身の思う世界一のチーズというのは、自分自身にしかつくれない、そして江丹別でしかできないチーズを世界に発信する、これをやり続けていくこと。これが僕は世界一のチーズへの道のりだと思っています。

江丹別で、世界一の村をつくる

今回、みなさんにお話したいのは、もうひとつの夢!世界一の村をつくるということです。僕は、チーズをつくり始めたときに、地元の人にこう言われました。「江丹別のような場所でチーズをつくって、なにかを始めようとしたって、誰も受け入れてくれないよ」って。僕はそのときに、その言葉に反論できなかったんです。自分自身も不安に思いました。江丹別という場所が、本当にみんなに受け入れてもらえるような魅力的な場所になるのか?というのは、わからなかったんです。しかし、チーズをいろんな人に食べてもらって、「美味しい!江丹別に行ってみたい!江丹別に移住してみたい!」という言葉を頂くうちに、ひとつのことに気づきました。住んでる人たちが夢と希望をもって、「僕は、世界一のチーズをつくる!世界一のことをやる!」と勇気をもって発言して行動していけば、夢や希望を否定する人たちの言葉なんて、簡単にかき消すことができるんですね。僕自身はこうやって江丹別で世界一の村をつくると2年前から宣言をして、いろんな人に勧誘をしています。「あの、すみません、はじめまして。わたくし世界一の村をつくってまして、あなたの夢一緒に叶えませんか?」っていうね、こんな宗教団体みたいな村に、みなさんご興味ありますよね?気になりますよね、どんな村か(笑)。

大人が学ぶ場、熱中小学校

……というわけで、熱中小学校という大人が学ぶ場所と、「世界一の村をつくろうTV」というYouTubeをはじめました。そこで、ブルーチーズから匂いを蒸留して取り出したり、タイニーハウスを建てて女の子を住ませたりというちょっと怪しい活動をいろいろ発信しております。地域で最も今大事なものは、自分たち自身が発信をすることだと思っております。これからの地域の人たちっていうのは、観客席に座ったままではなくて、ステージに上がる必要があると。僕自身は、チーズ生産者ですが、いろんなところで想いを伝える活動をしています。この活動を通して、江丹別に関わってくれた人たちの夢が叶う、そしてステージに上がるきっかけを与えられる場所づくりを江丹別から発信しています。昨年1年で3組の移住を受け、レストランやパン屋さんがオープンします。僕にとっての世界一の村とは、自分たちの夢を叶えたいという人たちが集まって、みんなの夢が叶うということです。「この村に関わってみたい!夢を叶えてみたい!変なYouTube見てみたい!」っていう人は、是非僕に連絡をください!そのまま江丹別に連れて帰ります(笑)。本日は、どうもありがとうございました。

ブレストテーマ
・世界一の村であなたの夢を叶えませんか?

挑戦者②ayugraphic代表オンライングラフィッカー・木村 あゆみ

みなさん、こんばんは!オンライングラフィッカーという、オンラインイベントでグラフィックレコーディングをやっています。私のつくりたいなって思う世界は、北海道にグラレコ・ラクガキコミュニケーション文化をつくることです。私は、札幌生まれの札幌育ちで、1984年生まれです。一旦、大学進学で東京に行ったのですが、そこからUターンしました。グラフィックレコーディングってなに?って、初めて聞いた方もいらっしゃると思うのですが、イベント等の話をリアルタイムに絵や言葉で描く方法です。役割は、イベントの記録になること、質疑応答というようなコミュニケーションを引き出していくこと、SNSでシェアしやすくするの主に3つです。これをアナログとデジタルで描いてまして、アナログだと模造紙を使ってペンで、デジタルではiPadで描いていきます。余市に落合陽一さんが来たときはアナログで、NoMapsという札幌で行われたイベントはiPadで描かせていただきました。

描き続けていく中で、仕事になっていった

グラレコを始めたきっかけは、2018年のNoMapsにタムラカイさんという、私にグラレコを教えてくださった方がいらっしゃいました。このNoMapsの2カ月前に、タムラカイさんが描かれていたグラレコを初めてYouTubeで見て、一目惚れをしていたんです。「これすごい!やってみたいな!」と思い、北海道にいらっしゃるタイミングでイベントにお声がけさせて頂いたところ、緊急ワークショップを開いてくださり、その後、独学でいろんなイベントで描いて、描くうちに仕事になっていきました。次の年のNoMapsのビジネスカンファレンスのときに、3日間描かせていただきまして、これを極めたいなと思い、フリーランスとして独立しました。NoMapsでの堀江貴文さんのグラレコをさせて頂いたことをきっかけに、六本木の大舞台でグラレコをするというチャレンジに繋がりました。

グラレコやラクガキ文化をもっと身近に

私が実現したいことは、北海道に、グラレコやラクガキを楽しむ文化をつくり、地域や人を豊かにしていきたいです。方法としては2つ。ひとつは、グラレコでオンライン・オフラインでの豊かな場をつくりたいです。宮崎に台風19号の被害を受けた丸森町というところがあります。先ほど、伊勢さんがお話していた熱中小学校を復興のためにつくりたいと、オンライン・オフラインの同時開催イベントを行いました。現地とオンラインの両方で同じものを見ながら話し合うことで、より豊かになる場をつくりました。他にも、北海道新聞さんの「HATAJOラボ」という働く女性のためのイベントでは、グループディスカッションで話した内容13グループ分を残させて頂きました。オフラインだったらできていたところを補ったり、全く新しい形で、新鮮な驚きとともに楽しんでいただくような場を増やしていきたいと思っています。自分が描き手として、主催者・参加者の方と一緒に随時打ち合わせしながらつくっているのですが、オンラインがもっと豊かになっていく場づくりをしていきたいと思っています。それで、地域が豊かになるんじゃないか、と。

絵が苦手でも楽しめるコミュニケーションとしての可能性

ふたつめは、伝える場。グラレコやラクガキコミュニケーションを学べる場を北海道につくりたいと考えています。タムラカイさんという師匠に学んだというお話をしましたが、北海道でやりたいと思ったときに学べる場がなかったので、それをつくりたいなと思っています。今、コロナでワークショップの実施が難しくなってしまっていますが、2月に北海道大学でワークショップやらせて頂き、みなさんが、絵が苦手でも楽しく描けたという反響を頂きました。グラレコでの登壇者の方の名前や話の記録だけではなく、ラクガキコミュニケーションとして、内省して自分自身のなりたい姿を導くラクガキや、仕事のことをや想いや考えを人に伝えるためのラクガキ。これを北海道の組織や地域という、いろんなところに伝えていくことで、みんなも楽しめて、地域も活性化するみたいな世界をつくりたいなっていうのが私の願いです。北海道にグラレコを伝える場をつくる、それを文化として楽しむことで、人や地域を豊かにするのが私の目標です。ありがとうございました。

ブレストテーマ
・北海道でグラレコをみんなが楽しめる文化として広めるためには?

挑戦者③株式会社VOREAS代表取締役社長・池田 憲士郎

プロのバレーボールチーム、VOREAS(ヴォレアス)北海道という会社の代表をやってます。テーマは、「北海道から世界へ。これまでの活動をより多くの人に知ってもらいたい」。活動をしていく上で、もっともっとみんなに知って欲しい。株式会社ヴォレアスという会社ですけども、「スポーツを文化に、そして喜びを」というテーマで活動しております。単純にスポーツをやるだけではなくて、ヴォレアスという活動に付随する様々な事業展開や、みなさまのスポーツ文化を通して社会に貢献出来たらなと、そんなふうに掲げている会社です。ヴォレアスは、ギリシャ神話の北風の神様です。本当は、Bから始まるんですけども、バレーボールのVに置き換えまして、ヴォレアスという名前にしました。このロゴマークは、蝦夷狼(エゾオオカミ)です。北海道の神様だった蝦夷狼をモチーフにしてスローガンが「Children of The Revolution」革命の子らということです。北風、北海道から北の風を吹かせて革命を起こす、そんなスローガンです。

地元に愛されるかっこいいスポーツチームに

これまで、3シーズン、Vリーグっていうバレーボールリーグで戦ってきまして、初年度優勝、2年目優勝、で3年目がコロナで途中で中止になってしまったんですけども19勝1敗で2位、準優勝ですね。ほぼ優勝、優勝、準優勝。勝率が52勝6敗89.6%。とにかく頑張って勝ちまくってます!観客動員数は、リーグ平均500人に対して、我々は1000人。有料のチケット数も、同じV2リーグ、2部リーグ47%に対して、およそ倍の88%。つまりお金を払って試合を見てもらえる、そんなチームになってるのかなと思ってます。今、コロナの影響でリーグ戦も、入れ替え戦も中止になってしまったんですけども、そこにもめげずに、再度2部リーグで戦っていきたいなと思ってます。今はですね、丁度オフシーズンなので選手の入れ替え等がありますが、かっこいい応援したくなるチームづくりを進めております。パートナー企業様は、3シーズン目で100社を超えるご支援を頂きまして、主に地元が多いのですが、どんどん地域と一緒に戦っていく。そんなチームをつくりたいと思っております。メディア露出等々も、かなり増えてきました。テレビが前のシーズンから10倍、新聞も約10倍。多くのメディアに出させて頂くことになりました。ネット記事でも取り上げて頂いて、SNS等々も順調に数字を伸ばしています。

地域と共に歩んでいくこと

我々は、スポーツチームとして、ただスポーツをやるというだけではなくて、地域の子供たちの場をつくる、ということもトライしており、キッズダンスチームを運営しております。子供たちがダンスをしている、その場をつくるっていうのも地域のスポーツチームの役割だと思っています。それから地域のお祭りにめちゃくちゃ出てます。今年はコロナでだいぶ中止になりましたけれども、オフシーズンは、ほぼ毎週……「君たち練習してるの?」って言われるくらいイベントに出させてもらって、地域の皆さんと一緒に、その地域を盛り上げていく、そんな活動をしています。これが、我々のヴォレアスとしての活動の紹介です。ありがとうございました。

ブレストテーマ
・あなたにとってのスポーツ、プロスポーツの価値とは?
・withコロナのプロスポーツチームの生き残り方とは?

ブレストタイムと懇親会は、Zoomで開催!

ブレストタイムは、30名限定でZoomにて行いました。グループごとに分かれ、たくさんの意見が飛び交っていました。

〜伊勢さんチーム〜
【 ブレストテーマ 】
・世界一の村であなたの夢を叶えませんか?

伊勢さんが大切にしているのは、「何もないから、なんでもつくれる」ということ。そして、いろんな人の出会いの中で生まれる楽しみがある、と言います。
ブレストタイムでは、「発電したい、食とエネルギーを活かしたい、農地が欲しい人と農地を売りたい人とを繋ぐことができたら良いのではないか?」という意見が出ました。今、挑戦する人たちを増やすべくパワフルな活動をしている伊勢さんも昔は、江丹別が嫌いだったそうです。自分自身をどう変えていくかということが、実は地域をどう変えれるか?と繋がっている。チーズづくりと村づくりは違うように見えて、とても密接なことだとお話されました。

〜木村さんチーム〜
【 ブレストテーマ 】
・北海道でグラレコをみんなが楽しめる文化として広めるためには?

グラレコを議会などの堅い会議で使ったり、教育、介護、医療に関する多くの人に知ってほしいことで活用したりしても良いのではないか?という意見が出ました。小さい頃から、グラレコに触れられると、ノートの取り方が上手になり、図解ならではの思考回路が育ちそうという視点も。小学校に出向いて落書きのワークショップをして、先生が授業をグラレコでしても面白いかもしれません。オンラインをほんわかさせるグラレコが、もっと広がっていくことを願います。

〜池田さんチーム〜
【 ブレストテーマ 】
・あなたにとってのスポーツ、プロスポーツの価値とは?
・withコロナのプロスポーツチームの生き残り方とは?

参加者の中には、娘がダンスチームに入っていて教育にも活かすことができたという話や、スポーツ選手に生で触れられる、憧れの存在の人が近くにいるというのは、すごく貴重なことだという声があがりました。復興にも、スポーツが関わっている歴史があります。池田さんは、スポンサーに頼らないビジネスモデルの構築とライフスタイル全般の提案をしていきたいと締めくくりました。

オンラインでも熱が冷めない懇親会

ほっとけないどう事務局チームは知らなかったようなのですが……挑戦者3名は、実は仲良しだったということも明らかになり、最後まで熱は冷めやらず、時間のギリギリまで、懇親会は続きました。STVとNHK札幌放送局のアナウンサーが参加しているという道民胸熱の展開も。人と人との縁が繋がるほっとけないAWARDの距離感は、北海道だけではなく、全国どこからでもイベントに参加できるという、オンラインだからこその可能性が広がりました。

北海道の挑戦者をもっと応援する缶ビール

前回の4月に発売した時は、わずか数日で売り切れてしまった『SORACHI1984カンパイ★ファンディング缶』が、オンラインストアで再発売!今まで札幌にあるほっとけないBAR・大人座でしかできなかった、挑戦者を応援するカンパイ★ファンディングが、全国どこでもできるようになりました。貴重なホップの爽やかな飲み心地が人気のSORACHI1984が、通常版と同じ価格でありながら、売上の10%挑戦者に寄付されます。飲むと北海道を応援できてしまう罪悪感のないビールです(笑)。お好きな場所から、北海道を応援してくださいね。

SORACHI1984カンパイ★ファンディング缶は、こちらからご購入いただけます!▼
https://www.amazon.co.jp/dp/B086L2XQBT

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(ライター 三木 なつみ、水野 莉穂)