カンパイ☆ファンディングで北海道の挑戦者を応援!札幌市に「ほっとけないBAR」オープン

2019年6月7日、その拠点となる「ほっとけないBAR」がオープンしました。今回は、当日の様子やお祝いに駆けつけてくれたご来場者様を紹介いたします!

カンパイ☆ファンディング、今月のプロジェクトは?

ほっとけないBARでは、「ほっとけないどう」で発表されたプロジェクトに自分が注文した生ビール・ソフトドリンクの売上の半額を支援金として贈ることができる「カンパイ☆ファンディング」が開始されます。

今月の「カンパイ☆ファンディング」では、大塚 紗弓さんのプロジェクト「北海道の恵みで世界中の親子に幸せを届けたい!」、武田 雄一郎さんのプロジェクト「厚真町から地域モビリティインフラへの挑戦!移動に制限が無くなり、笑顔が溢れる世の中を実現したい!」、柴田 アリサさんのプロジェクト「お菓子から多様な食生活や価値観に気がつく、きっかけづくりを、日本全国に届けたい!」の3つがメニューに載りました。対象ドリンクを注文する際は、Webサイトやカウンターに置かれている冊子などをご参考に、ファンディング先をお選びください!

「カンパイ☆ファンディングに参加したいけど、ビールが飲めない。」

そんな方は、「ハスカップソーダ」をご注文ください!生ビールと同じように、お選びいただいたプロジェクトに売上の半分を贈ることができます。

ほっとけないBARってどんなところ?来場者インタビュー!

19時のオープンとともに、店内は一気に賑やかになりました。それぞれがいま関わっている仕事の話、地元の面白いものの話、これからやろうとしていることの話など、様々な年代・立場の人たちが集まり、新しい交流が生まれていきます。

ほっとけないBARには、どんな人が集まっているのでしょうか。ご来場いただいた方にインタビューをしてみました!まずは愛知県出身のカメラマン、山内 康平さんにお話を伺いました。

ーーご来店ありがとうございます!山内さんは普段どんな写真を撮られているんですか?

「”桜フォトガイド”という、桜を背景にカップルやファミリーの写真を撮る活動をしているんですが、桜前線を追いかけて本州から北海道にたどり着いたんです。いまは札幌のゲストハウスに泊まり込みでヘルプスタッフとして働きながら、釧路でネイチャーガイドやVlog(動画ブログ)をはじめる準備をしています。」

ーー桜前線を追いかけて…!では、今日はどういった繋がりでほっとけないBARにいらしたんでしょうか?

「知人がここで働いていると聞いたので、今日はその人に会いに来ました!」

ーー今月は3つのプロジェクトがカンパイ☆ファンディングの対象となっていますが、どれにファンディングしましたか?

「柴田 アリサさんのプロジェクトです!以前、柴田さんの写真を撮らせていただいたというつながりもあって、応援したいと思いました。」

ーー応援したいという気持ちを気軽に表現できるのもカンパイ☆ファンディングの特徴ですね!柴田さんがやっている円山のお店「issue」には行きましたか?

「まだ行けていないんですよ。大事な人にプレゼントするときに、ぜひ柴田さんからケーキを買いたいなと思いますね!」

ーーほっとけないBARの印象はどうですか?

「バーカウンターのカーブがユニークで、すごく面白い場所ですよね!一番端に座っても、奥の人の顔が見えるんですよ。話しやすくて、コミュニケーションが生まれそうな感じがします。」

ーーありがとうございました!

次に、トラベルライターとして北海道Likersをはじめとする数々の媒体で執筆されている、川島 信広さんにお話を伺いました。

ーー川島さんは現在、トラベルライターとしての仕事をメインでされているんですね。
「そうですね。北海道に関わるライターの仕事がメインですが、ツアーの企画や運営、海外旅行客のアテンドをプランニングしたりもしていました。」

ーー北海道を取材して回ったなかで、特に面白かった場所や秘境などあれば教えていただけますか?

「そこで暮らしている人たちにとっては日常のことなので、我々が秘境と呼ぶのは語弊があるかも知れませんが、礼文島の西側にある宇遠内(うえんない)地区は印象に残っていますね。車が入れず、徒歩で山を2時間歩くか、船で行くしかない場所です。夏には漁師が何人か暮らしているようですが、冬はたった1人で生活されているみたいです。いったいどんな暮らしをしているんだろう!と気になりました。」
参考サイト:https://www.hokkaidolikers.com/articles/663

ーー礼文島にそんな場所があったんですね…!今日は、どのプロジェクトにファンディングしたんですか?

「全部です!もう、どれもいいプロジェクトで悩ましかったので、上から順番に飲んでいこうと(笑)。4杯目以降も、同じように上から順番に飲んでいこうと思っています。」

ーーすばらしい!!ところで、ほっとけないBARにはどういった繋がりでいらしたんですか?

「仕事でも関わることになりそうだと思ってプレオープンのときに来てみたんですが、いい意味で変な大人がいっぱいいたんですよね。それがとにかく面白くって、今後も個人的に関わりたいなと思ってオープンイベントに顔を出してみました。」

ーーなるほど。では、川島さんからみたほっとけないBARは、どんな場所でしょうか?

「一言で言うと、カオスですね。いまの札幌ではなかなかない、いろんな人とカルチャーが集まる場所です。札幌はコンサバティブと言われますが、こういう場所があると本当に面白くなると思います。」

ーーありがとうございました!

最後に、カウンターの中で働くスタッフの岡山 ひろみさんにお話を伺いました!

ーー岡山さんからみて、ほっとけないBARの面白いところはどんなところでしょうか?

「私は前職でクラウドファンディングに関わっていたのですが、”なんとなくクラウドファンディングというものがあることを知ってはいるが、Web上のことはよくわからない、難しい”という方が多かったんです。それに対して、ほっとけないBARは、「カンパイ☆ファンディング」を通してリアルの場でやりとりできるクラウドファンディングであるところが面白いと思います。」

ーーたしかに、こういった形でファンディングできる機会はなかなかないかもしれませんね。

「自分のビール・ソフトドリンク代の半額がプロジェクトに贈られるというシステムもいいですね!自分がどのプロジェクトにいくら払ったのかもわかりやすいです。」

ーー実際にほっとけないBARで働いてみてどうですか?

「前の職場では本当にいろいろなひととお仕事をさせていただいたんですが、ここではまた違った業種の方々にご来店いただいてます。ほっとけないBARは様々な人が出会い新しいものを生み出していく場でもありますが、私自身が新しい人脈を広げられている感じがありますね。」

ーーなるほど。それはスタッフの特権ですね!

「それ以外にも、私の友人が知り合いを連れて遊びに来てくれたり、別の友人と引き合わせることができたりもして、新しいつながりができることもありました。今後もこういったことがたくさんあるといいですね!」

ーーありがとうございました!

金子 智也スペシャルライブ!会場は大盛り上がり

イベント中盤では、金子 智也さんによるスペシャルライブがスタート!CMソングにもなっている曲「手をつなごう」では、「サビの部分はみんな歌えると思います、いっしょに歌いましょう!」と呼びかけ、会場全員で合唱するシーンも。他にも北海道にちなんだカバー曲などを披露し、ほっとけないBARを一気に盛り上げました。

ほっとけないBARで感じる、ワクワクする空気感

夜遅くまで客足の絶えることのなかったオープニングイベント。ここでしか感じられないワクワクや、ふとした会話からはじまる企画など、何かが始まる空気感をぜひほっとけないBARでご体感ください。皆様のご来店をお待ちしております!

(ライター 谷 翔悟)
(写真 ヤリミズユウスケ)