第13回ほっとけないAWARD!「未来を始める第一歩」

「どうなっちゃうの?をやっちゃうの!」を合言葉に、北海道で挑戦する人たちを応援する、ほっとけないどう。ほっとけないAWARDでは、今まで39名が登壇をしてくださりました。全道各地から、今夜も心に想いを秘めたチャレンジャーが集います。サッポロビールを片手に、ぜひお楽しみください!

第13回ほっとけないAWARD登壇者のご紹介

挑戦者①出合 祐太 / 北海道地域を舞台にした多種目スポーツリーグを展開し、地域を活性化させたい
project 40▶︎https://hottokenaido.com/project/210114p40/

挑戦者②久保 えりな / 駆除されたエゾシカをレザースカートへ!北海道の資源を活用してエシカルを実現
project 41▶︎https://hottokenaido.com/project/210114p41/

挑戦者③青木 広宙 / 冬場でも新鮮野菜を収穫したい!デスクトップ菜園システムR&D
project 42▶︎https://hottokenaido.com/project/210114p42/

ほっとけないどう3つの心得

北海道で挑戦する人と応援する人を繋ぐ、ほっとけないどう。「北海道が好き」ただその想いがあれば、みんなが仲間。応援していた自分が、次は挑戦したくなる!あたたかな循環が巡っていきますように。

3つの心得▼
①全部、ジブンゴト!
②なんか盛り上がってみよう!
③アイデアは数勝負!仲間の発想に乗っかろう!

第13回ほっとけないAWARDのオンライン配信はこちらからご覧いただけます。
Facebook LIVE▼
https://www.facebook.com/hottokenaido/videos/3074327252794799
Youtube▼
https://www.youtube.com/watch?v=GzPK53SzCdk

挑戦者①出合 祐太 / 北海道地域を舞台にした多種目スポーツリーグを展開し、地域を活性化させたい

北海道ベースボールリーグの出合 祐太と申します。昨年から、北海道初の独立リーグを立ち上げました。スタートは、富良野市と美唄市を拠点とした2球団。5月30日から9月末までの期間で、リーグ戦を70試合行いました。全国各地から、40人ほどの選手たちが集まり、プロ野球選手になりたいという想いを持って、試合に挑んでくれました。

今年からは、石狩と士別も加わり、4球団で展開をしていきます。地域の子供たちから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、大変喜んで下さり、応援してくれている姿を見ると、「やって良かったなぁ」と思いました。地方で野球が行われることの意義を深く感じました。全国から集まってくれた選手たちが、野球を通じて地域の皆さんにも元気を与え、エネルギーを作ってくれるということを実感しています。

「想像すらできない」から、何かを始めることを教えてくれたアフリカ

アフリカでの青年海外協力隊の野球普及活動の経験が、独立リーグを立ち上げたきっかけでした。本当に、野球という文化がないところから、始めました。ゼロからのスタートで何かを作るという事は、人間の想像力をフル活用して生まれていくということを学び、想像できないことをどうやって形にしていくか?ということを体験させていただきました。

多国籍かつ他種目スポーツリーグ!【DO LEAGUE】

私がこれからやりたいことは、【DO LEAGUE】という、多国籍かつ他種目スポーツリーグを展開していくことです。北海道初、おそらく日本初になるであろう、1拠点の中に他種目のいろんな球団を持ってもらおうと考えています。ソフトボールやバスケットボール、サッカーなど、いろんなスポーツを1つの町で、「世界中からたくさんの若者に参加してもらおう!」「若者の情熱と一緒に地域を盛り上げていこう!」という発想です。

また、地域の廃校のように活用できていない場所を使って、海外の選手が日本で活躍できるように、日本語学校を建てることを準備しています。私の想いに乗っかっていただけるような若い方、情熱がある方、技術者の人たちと一緒になって町や空間を作っていきたいと思っています。既存の発想を一度捨て、全く新しい空間やまちづくりを考えていきましょう!

ブレストテーマ
地域の魅力的な空間作りを一緒に考えてもらえたら嬉しいです。今ある既存の資源や環境を生かす形でも構いません。

プロジェクトの詳細は▼https://hottokenaido.com/project/210114p40/

挑戦者②久保 えりな / 駆除されたエゾシカをレザースカートへ!北海道の資源を活用してエシカルを実現

はじめまして、久保えりなです。エゾシカのレザースカートについてプレゼンをさせていただきます。まずは自己紹介を。1996年札幌市生まれ。現在、北星大学に通っていて、今年の3月に卒業します。

エゾシカのスカートを作り始めた経緯は、「自分が欲しかった」ということがスタートでした。オンラインストアで、革のスカートを探すと10万円位の価格がついています。気に入ったものが見つからなかったということもあり、「自分で作ろう!せっかく作るなら付加価値をつけよう!」と、誰かのためになったり、課題解決ができるようにと思い、エゾシカの革を選びました。

ドイツで学んだエシカルな暮らし

1年間、ドイツに住んでいたことがありました。ドイツは、ベジタリアン、ヴィーガン、動物愛護や人権、環境というものにすごく敏感な国でした。「命ってなんだろう?食べるってなんだろう?」ということを深く考える時間になりました。この経験から、北海道×ファッション×エシカルを掛け合わせた、課題解決と価値創造ができるアパレルブランドを立ち上げました。

北海道の森に入れば、ものすごくたくさんの鹿がいます。増えすぎてしまった鹿は、社会問題になっており、自然界のバランスを崩してしまっています。農業被害が64億円、交通事故は年間2,000件以上。農作物は食べられ、電車は止まり、車は大破します。年間10万頭以上の駆除をしていますが、大きな減少が見られず、しかもそのほとんどが産業廃棄物として捨てられています。

【my dear.】

【my dear.】というブランドを立ち上げました。「トワール」と呼ばれているスカートの型を作り、革の卸をしている方の所へ行き、革を選びます。「スカートにしたらこうなるかな?」と確認し、スカートができました。作ってくださったのは、職人さんたちなのですが、自分の頭の中にあるものを形にするという作業は、とても刺激になりました。

正直に言うと、赤字なのですが、クラウドファンティングも、無事達成することができました。ありがとうございます。鹿革の認知度は日本国内ではいまだ高いものではありません。エシカルがブームの中で、どれだけ認知度や話題性を高めていけるかが課題です。

ブレストテーマ
エシカルや環境をよりたくさんの人が意識するためにはどうしていけばよいか?

プロジェクトの詳細は▼https://hottokenaido.com/project/210114p41/

挑戦者③青木 広宙 / 冬場でも新鮮野菜を収穫したい!デスクトップ採用システムR&D

公立千歳科学技術大学・理工学部・電子光工学科で準教授をしております、青木 広宙です。冬場でも新鮮野菜を収穫したい!という、デスクトップ採用システムR&Dのプレゼンをさせていただきます。

「北海道は、野菜がうまい」というのが座右の銘になっております。私は、もともと本州の人間なのですが、北海道に移り住むまでは、魚介がおいしいと思っておりました。ですが、北海道は、野菜がおいしかったのです。しかし、冬場は野菜が取れなくなる。ソリューションのひとつとしては、屋内で、植物を栽培する植物工場で、生育環境をコントロールして、農作物の安定供給をするということが、全国的に展開されています。

苫小牧に、Jファームという植物工場があり、こちらは太陽光を使ったものです。人工光を使った植物工場もここ10年ほど盛んに展開されていて、蛍光灯やLEDを使います。赤と青のLEDで作られている植物工場では、品種が限定されたり、品質が良くないということが起こります。

太陽光に近い【LEP(プラズマ照明)】

今まで不要とされていた波長帯域の光が成長に影響を及ぼすということがわかってきました。緑色や黄色は発芽時に必要とされ、紫外光は葉の厚さや実の大きさに影響し、赤外光は、赤の光合成の効果を増進します。

やはり太陽に近い方が植物は育ちやすいということで、【LEP(プラズマ照明)】と呼ばれる、太陽光と近い波長を持った光源がありました。海外では使用されておりますが、日本ではまだ使用率が低く、これを利用した植物工場の研究を大学で行っています。私の研究室では、LEP、蛍光灯、LEDでそれぞれ植物を育てて、どのように発育の違いが出るかということを調べています。

LEPが、他の照明に比べて倍くらいの速度で成長していることがわかりました。サニーレタスでは、紫色がくっきりと出てポリフェノールが豊富であると考えられます。葉野菜だけではなく、ナスやトマト、ラディッシュ、ビーツなどの果菜類、根菜類も育てることが可能になります。

人々が集う場所で野菜を育てよう!

テーブルトップで展開可能な小型の菜園システムを使って、家庭はもとより、学校、介護施設、商業施設などのさまざまな場所で展開していきたいと考えています。また、照明としても太陽の光のような照明を公共の場所にも設置したら、おもしろいかもしれません。人々が集う場所で、みんなが一緒に野菜を育てるような場をつくれるのではないかと思っています。

ブレストテーマ
人工光型小型小型菜園システムでできることってなんだろう?

プロジェクトの詳細は▼https://hottokenaido.com/project/210114p42/

新しいアイデアが誕生する?!ブレストタイム

楽しくビールを飲みながら、アイデアを生み出そう!オンラインの参加者と共に、ワイワイとブレストタイムが行われました。

ブレストテーマ①:地域の魅力的な空間作りを一緒に考えてもらえたら嬉しいです。今ある既存の資源や環境を生かす形でも構いません。

大きなリーグが開催できないような地域で、独立リーグをやると地域密着型のまちづくりが自然に生まれてくるそうです。例えば、地元の選手たちが高齢者にエクササイズを教えて、健康というテーマと高齢者や福祉と繋げたり、子どもたちにスポーツを教えてもらえる教育的な環境を作ったり。廃校を活用して、マルシェや文化のハブとしての役割を担うというアイデアもありました。

多種多様かつ多人種なスポーツ空間が地域にあるということは、無限の可能性が生まれてきそうです!

ブレストテーマ②:エシカルや環境をよりたくさんの人が意識するためにはどうしていけばよいか?

「エシカル」というのは、倫理的なという意味。若者たちの間では、「エシカル」をはじめ、「オーガニック」「ジェンダーフリー」「SDGs」は、ファッション業界のトレンドという受け止め方があるようです。しかし、年代によっては、意識のギャップを感じる場面も多いそう。「なにを選ぶ?どんなものを買おう?本当に買う必要があるのかな?」というような、ひとつひとつの選択が、エシカルの第一歩なのかもしれません。

ブレストテーマ③:人工光型小型菜園システムでできることってなんだろう?

コロナにより、家に滞在しなければならない時間が増えた今、自宅で植物を育てている人も増えているようです。「自分で育てた野菜は、かわいい!」という声が出ておりました。LEPの太陽光に近い光にも、たくさんの可能性がありそうとブレストは盛り上がります。「野菜の栽培が自宅や屋内でも、どこでもできる!」というのは、画期的。他ジャンルのものとコラボレーションにより、できることは、今後、どんどん広がっていきそうですね。

DO民登録は、もうした?最終目標は、北海道民の数をDO!民が超える?
https://hottokenaido.com/about/

飲んで挑戦者を応援しよう!
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記事、写真:Natsumi Miki / 写真提供:常松 英史