ドイツで学んだエシカルな暮らし
1年間、ドイツに住んでいたことがありました。ドイツは、ベジタリアン、ヴィーガン、動物愛護や人権、環境というものにすごく敏感な国でした。「命ってなんだろう?食べるってなんだろう?」ということを深く考える時間になりました。この経験から、北海道×ファッション×エシカルを掛け合わせた、課題解決と価値創造ができるアパレルブランドを立ち上げました。
北海道の森に入れば、ものすごくたくさんの鹿がいます。増えすぎてしまった鹿は、社会問題になっており、自然界のバランスを崩してしまっています。農業被害が64億円、交通事故は年間2,000件以上。農作物は食べられ、電車は止まり、車は大破します。年間10万頭以上の駆除をしていますが、大きな減少が見られず、しかもそのほとんどが産業廃棄物として捨てられています。