Project 03

お菓子から多様な食生活や価値観に気がつく、きっかけづくりを、日本全国に届けたい!

登壇日

柴田アリサ

柴田アリサ札幌生まれ/1990年生まれ29歳 東京理科大学卒業
札幌市内の住宅街で、自給自足にゆるく取り組む両親の元に生まれる。ドイツと日本のクウォーター。

小さい頃からアレルギー体質なのと、祖父がドイツ人のため、海外の多様な視点と触れる機会が多く、食べ物や文化に対する関心が強くなる。

大学では、数字や計算による課題解決力を身に付けたいと思い、物理学を専攻。
卒業後、都内の大手IT広告代理店に入社し、コンテンツ作りやマーケティング業務に従事。
札幌にUターン、独立起業。2018年に、「社会を考えるお菓子屋さんissue」(店舗兼工房)をオープン。

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プロジェクト概要

こんにちは。お菓子×ITテクノロジー会社である株式会社TREASURE IN STOMACHの代表をしている柴田アリサと申します。
どんな事をやっている会社かというと、乳製品/卵/小麦/白砂糖を使用していないお菓子専門店「社会を考えるお菓子屋さんissue」を札幌で経営したり、お菓子作りを通して社会の様々なことを考え知る「お菓子学」というお菓子教室を開催しています。

また、企業向けに商品開発やその他コラボレーションなど、乳製品/卵/小麦/白砂糖不使用のお菓子を通して、世の中に食の選択肢を増やすことを目標に活動しています。

なぜ、はじめたか?!

生まれも育ちも北海道札幌市ですが、ドイツと日本のクウォーターなので、小さい頃から海外と接することが多く、食には様々な選択肢があるにも関わらず、日本ではまだその認識が広まっていないことを痛感してきました。

また、わたし自身が、強いアレルギー体質でもあるため、体に優しいものを摂取したいと思うことが多かったのも動機となっています。大学のとき物理学科に進学した際に身に着けた、科学的アプローチで、卵の置き換え計算式などをつくって、試しに、乳製品や卵を大豆などに置き換える計算式を作ってみたところ、普通のお菓子と同じくらいおいしく作ることができたため、乳製品、卵、小麦や、白い砂糖と次々に別の素材に置き換えていくお菓子づくりの楽しさにはまっていきました。

「社会を考えるお菓子屋さんissue」について

地域食材活用・フードロス等の課題を、お菓子の製造過程で解決する、そんな新たなエコシステムを構築しながら、多様な食の選択肢に気がつくきっかけを提供して行きたいという想いから北海道札幌市で「社会を考えるお菓子屋さんissue」を昨年11月にオープンしました。

ここでは、ビジョンを具現化するために、お菓子の製造と販売、お菓子教室などを行っています。工場と店舗を保有できることで、商品開発のスピードが上がり、お客さんともコミュニケーションを密にとりながら販売できるようになりました。

issueの名前の由来は、様々な食にまつわる社会「問題」をお菓子を通して考えるきっかけを提供できる場所にしたかったからです。

こんなのつくってます。

issueのお菓子にはは北海道産の特別栽培米ゆめぴりかでの米粉を100%使用しています。
そのほかの材料は、有機豆乳や非遺伝子組換え無農薬の国産菜種油など、安心安全な植物由来のものを選んでいます。

また、果物類は、できるだけ北海道産のものを使うよう、心がけています。

例えば、リンゴタルトに使われているリンゴは、道内のB型支援施設で栽培された傷物リンゴ等を買い上げて、加工し、お菓子にしています。

お菓子の製造過程で、フードロスへの課題解決にも貢献しつつ、傷物果物を買い上げることで、経済的循環を生み出せないかと摸索中です。

こんなこともやってます

お店では、週に1回「お菓子学」という、お菓子を通して様々なことを学ぶ講座を開催しています。issueの作り方(レシピ)と、食にまつわる様々な疑問について学ぶ、2時間ほどのレッスンです。

▼過去の開催テーマ
「油ってそもそも何?」
「遺伝子組換え作物のメカニズムは?」
「遺伝子組み換えの表示ルールを知ろう」
「砂糖ってそもそも何?科学的に考えてみよう。」

お菓子教室なのに、資料の厚さに定評があります。
テレビや雑誌など、毎月取材が入るほど注目していただいてる新しいタイプのお菓子教室です!

お菓子学だけでなく、issueの取り組みをたくさんのテレビや雑誌で紹介いただいています。

◀︎北海道のローカルグルメ雑誌「poroco1月号」に掲載

NHK北海道 夕方のニュース番組内で「多様な食文化対応洋菓子店」として、特集を組んでいただきました。(2019/1/27)
そのほか、フジテレビ系列HUBやJ:COM等で、特集が放送されました。
・HTV 「キラキラ」という情報番組で、弊社代表を特集(2019/2/25〜2/28)
・札幌後方雑誌「まちのもと」掲載(2019年冬号)
・北海道ガス 新サービスイベント登壇
・北海道大学イベント出演(遺伝子組み換え技術の市民対話において、ファシリーテーターを務める(2019/1/17)
・2019年3月28日 毎日新聞掲載

プロジェクトのいま

「社会を考えるお菓子屋さんissue」を2018年に開業し、オープン以来たくさんのお客様にご来店いただいています。
その中で、「issueのお菓子を北海道外でも買えるようにしてほしい」「レシピや、お店で実施しているお菓子学(お菓子を通して、材料/フードロス/遺伝子組み換え等を学ぶお菓子強教室)の内容を知りたい」など、たくさんのリクエストをいただくようになりました。

アレルギーの子供や国内外でビーガンやベジタリアンが増え、健康志向も高まる中、お客様から生の声を実際に聞いていることで、そういったお菓子の存在や情報発信は非常に大切であり、ニーズがあると確信しています。また、外国人観光客が増加し、全国的にベジタリアン/ビーガン/ムスリム対応も急務です。

ECプロジェクトについて

EC機能には、商品をわかりやすく販売するために、不使用な材料をわかりやすく表記する工夫をします。乳製品/卵/小麦/白砂糖不使用なのを基本ベースに、大豆不使用やアーモンド不使用、アルコール不使用など、食べられないものがあっても、何か1つは食べられるお菓子があるよう、そしてそれを見つけやすいよう、サイトを作り込みます。

▼掲載コンテンツ
・乳製品/卵/小麦/白砂糖不使用のお菓子のレシピ
・健康や栄養についての読み物
・商品の細かい説明や開発までのストーリー
・ベジタリアンやビーガン/ハラルなど、様々な食の選択肢を紹介
・材料に関する専門的な情報をわかりやすく説明 
・お菓子を実際に購入できるEC機能 など

ECサイト構築関わるデザインやコーディング、撮影費用が必要です。今回のご支援は、そういった作成費用に活用させていただきます。

最後に

国際化が進み、日本でも様々な価値観が顕在化しています。宗教や考え方によって、食べられないものがあったり、アレルギーが増えたり、健康志向の増加など、食の多様化は顕著です。そのような時代の流れがある中で、日本では上記のような認識は必要であるにも関わらず広まっていません。

そこで、宗教/考え方/体質によらず、できるだけ多くの人が食べられるお菓子を作り、多様な食の価値観に気がつき、知るきっかけを提供することで、日本の食の世界標準化を推し進めることができるのではないかと考えました。issueのお菓子は、多様化していく日本社会が生きにくくならないようにするための、ソリューションです。

今の社会には、さまざまな問題があります。一見難しそうな問題でも、お菓子を食べて楽しく美味しく向き合うことで、関心をもつきっかけを作り、一人一人の生き方に寄り添い尊重できる世の中になればいいなと思っています。このECメディアは、そういった社会を実現するために、必要です。ぜひ、ご支援していただけると、嬉しいです!