Project 34

北海道の食材を閉じ込めた完全無添加食前アイス「Pocco」で、家族の幸せな時間をふやしたい

登壇日

萩原 美緒

1983年生まれ。青森県出身。クックパッド株式会社で、採用責任者、海外事業部のオペレーション、子会社の新規事業責任者を担当後、コロッケ株式会社を設立。親子に嬉しい食前おやつを開発・販売中。2児の母。

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プロジェクト概要

はじめまして。萩原美緒です。
青森県八戸市生まれの37歳、ふたりの娘の母親です。高校卒業後、東京の大学に進学し、社会人生活の大部分を東京で過ごしてきました。
4年前、第2子の育休中に、3ヶ月限定の予定で家族でニセコに滞在していましたが、北海道の人や天候、作物の魅力にとりつかれて思い切って移住してきました。それから2年間は、前職であるクックパッドの仕事をリモートでしていましたが、北海道ならではの仕事を夫婦でしたいと考え、退職しました。

自分たち家族の食卓が、移住してから圧倒的に楽しくなった原体験をもとに、退職2ヶ月後の2019年2月に「明日のごはんを楽しみに毎日に眠る毎日を」理念とするコロッケ株式会社を設立。現在は「北海道まるごと!子供が夕ごはんを楽しく待てちゃうごきげんアイス・Pocco」の開発と販売を行っています。
ちなみに社名は、私たち家族がいちばん好きなごはんのメニューからとりました(餃子とコロッケの2択でした)

#Poccoって?
Poccoは、「子どもが夕ごはんをごきげんに待てる」を実現するために開発したアイスです。「おいしい」「満腹にならない」「体にやさしい」の商品性に加え、忙しい親御さんがいつでも受け取れるようポストに届きます。
北海道産のフルーツや野菜を中心に完全無添加で加工した、親子に嬉しいアイスです。

プロジェクト背景

東京で働きながら子育てをしていたとき、夕ごはんまでの時間が無意識のうちにプレッシャーになっていました。保育園で子供をお迎えしたその足でスーパーに立ち寄り、食材を買う。帰宅して夕食の用意を始める頃、子供はおなかぺこぺこでおやつを欲しがる。「早くごはん食べさせてお風呂入れて寝かせたら仕事の続きしなきゃ...」と思う私は、常備してあるお菓子を渡してしまう。味の濃いお菓子はついつい止まらなくなり、夕ごはんができる頃にはすでにおなかいっぱいで、一緒に楽しくごはんが食べられない。そんな日々が続いていました。


考えてみれば、1日の中で子供とゆっくり顔を合わせられる時間は、夕ごはんの時間くらいなのに、それができないなんて何がいけないんだろう。そう考えた私は、同じように子育てしながら働く同僚たちに、毎日夕ごはんまでどうやって過ごしているのかを尋ねてみました。結果、私と同じように、夕ごはんを一緒に楽しく食べたいのに、なかなか実現できないと悩む同僚がほとんどでした。

同僚たちにヒアリングした話を整理してみると、
・子供は空腹で夕ごはんまでじっと待つことができないのでおやつをほしがる
・親は、せっかく作った夕ごはんを一緒にもりもり食べてほしいと思っているので、おやつ(特に体に悪そうな)で満腹になってほしくない
ということが浮き彫りになりました。
両者の課題を見つめていたら、「じゃあ、夕ごはんがもりもり食べられる魔法のようなおやつがあればいいんだ!」と思いつきました。

それから1年後に、前述の通り退職して会社を設立するわけですが、原動力となったのはやはり「あのときに思いついた魔法のおやつを作りたい」という気持ちでした。食品開発の経験はなかったものの、体験設計・コンセプト設計を先に進め、協力していただけそうな方を探していきました。想いしかなかった私たちですが、すぎはら商店の杉原さんによる商品開発のご指導、料理屋「素」の姉崎さんによる味づくりのアドバイス、北海道立食品加工研究センターの柳原先生による技術指導、田中製餡さんによる試作と製造...と、多くのプロフェッショナルの方々との出会いのおかげで、プロジェクトは少しずつ前進していきました。

そして開発開始から1年半後、試行錯誤の末「北海道まるごと!夕ごはんを楽しみに待てちゃうごきげんアイス、Pocco」が完成しました。当初は難しいと言われていた常温配送、完全無添加も実現。北海道の素材をふんだんに使い、6月から販売しています。

プロジェクトで何を実現したいのか

・子供がいるすべての家庭が、ごはんの時間を穏やかに過ごせるように

販売開始後、ありがたいことに多くの反響をいただき一時期品切れになる事態になってしまいました。課題に共感いただいたことへの感謝と同時に、必要とする方に安定的にお届けできていないことに申し訳なく思っています。
「子供が不機嫌で困っていたけれど、ごはんまでごきげんに待ってくれました」「健康的なおやつは味が薄くて子供が食べなかったけれど、poccoはフルーツの味が濃厚で、子供が目をまるくして食べています」と嬉しいご感想をいただき、一層気持ちを引き締めています。

おやつの時間は、子供にとっては1日のおわりに必要なほっとする時間だと考えています。そのため、ただ体に良いだけではなく、美味しくて幸せな気持ちになるものでなければいけない、というのが私たちの考えです。
子供がごきげんになり、おだやかな気持ちで夕ごはんを囲むことができれば、家族皆がにこにこ過ごせることに繋がると考えます。その積み重ねが、おだやかで心豊かな社会をつくることに貢献していきたいと考えています。

・北海道のおいしいフルーツを、多くの方に届けたい

poccoは、北海道産のフルーツや野菜を使うことにこだわっています。商品の需給が安定してくることは、北海道の一次産業の方に恩返しすることに繋がります。今回、poccoを発売した時期は奇しくもコロナ禍にありました。発売の報告を、余市のフルーツ加工業者の社長さんに報告したときに「こんな大変な状況で、萩原さんに会えてよかった。消費者に直接届くものをつくってくれてありがとう」というお言葉をいただきました。消費者・生産者・私たちの三方良しの事業を実現することで、北海道の経済に少しでも貢献したいと願っています。

資金の使い道

いただいた資金の使用用途は2点です。
まず、新たな商品開発に使わせていただきます。北海道産のフルーツと野菜を使い、新たなフレーバーを作ります。また、アイス以外の商品開発にも挑戦する予定です。次に、現在販売中のPoccoにおいて、安定的なお届けを可能とする仕組みづくりに使わせていただきます。主にシステム開発に充てる予定です。

最後に(支援のお願い)

ここまでお読みいただきありがとうございます。
昨今の状況により、子供たちや取り巻く環境は決してやさしいものとは言えません。その状況下にあっても、毎日おとずれる夕ごはんの時間が、子どもたち、そして家族にとってほっとする時間となるよう、商品やサービスを通して貢献していきたいと考えています。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。